価格・施工事例

土蔵（どぞう）の解体工事　　　新潟県妙高市

土蔵です。

当社の方では、年間20件位でしょうか、こいうった土蔵（どぞう）の解体工事を施工させて頂いております。

土蔵（どぞう）　どぞう　と言っていますが、通常の蔵（くら）とはまた違うのでしょうか？

私は、こちらの土蔵しか見たことがありません。（蔵とは全部こういった構造なのかも知れません？）

それで、大体がこちらのように雨屋（あまや）という、トタン外壁の建物に覆われています。

この中に、白い壁の土と木でつくられた土蔵が建っています。

で、大きさはほとんどが2F建てで12～16坪くらい

　　　

 

入り口の扉は重厚なタイプの物が多いですね。

内部はこのように、昔使っていた調度品やら家財道具類やらが置いてあります。

昔は家族が大勢であり、祝い事や法事なども全て自宅でやっていましたから、大人数分のお皿とか食器類そしてテーブルなども保管してあります。

中には、すごく綺麗な“漆塗り”の食器類などもあったりしますよ！

　　　

 

基本的に電気は入っていないので、中は真っ暗・・・

入る時は懐中電灯が必要です。

今のとうちゃん世代は、悪いことをするとこの蔵の中に閉じ込められて、泣きながら反省したのではなかろうか・・・(-.-)

　　　

 

昔の思い出がたくさん詰まった蔵。

今では需要が無くなって、壊してしまうケースが多いですが、これを今作ってくれと言っても、建てられる建築屋さんは、はたしているのでしょうか？

その貴重な建造物を惜しみも無く壊していきます。

　　　

 

最後に残る、土蔵の土壁材…

これを綺麗に方付けて、整地して引き渡しとなります。

跡地には、何か作られるのかな？

畑あたりは良いかも知れませんね！