家にある不用品の処分方法と費用相場を知りたい
その他 2019年09月17日
不用品の処分について、どういった方法で行えば手間や費用をかけないですむか、お悩みの方もいるのではないでしょうか。
不用品を処分するには、リサイクルショップやオークションサイトで売ることや、友人に使ってもらう、自治体の粗大ゴミ回収に出す、引越し業者や不用品回収業者に依頼するなどの方法があります。
不用品といっても、価値のあるものや、ゴミとして扱うしかないものまでさまざまです。
お金に変えることができれば、トータルとして処分費用を抑えることもできますが、手間はやはりかかってしまいます。
また、不用品回収を依頼すれば手間はかかりませんが、処分費用がある程度かかってしまうでしょう。
今回は、不用品を処分するベストな方法を選択できるように、処分方法や費用相場について解説していきます。
家にある不用品を整理する参考にしていただければ幸いです。
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不用品を処分する方法と費用相場
不用品を処分するための方法には、主に6つの方法が挙げられます。
それぞれについて見ていきましょう。
リサイクルショップに買い取ってもらう
不用品を捨てるのではなく売ることができれば、不用品処分の費用を抑えることもでき、気に入ってくれた人に再利用してもらえます。
リサイクルショップに買い取りを依頼する際は、品目を伝えて、買い取りができるか、できない場合は引き取ってもらえるかということをあらかじめ確認しておきましょう。
買い取りができないものに関しては、他のリサイクルショップに買取依頼をしてみることもできますが、時間をかけたくない場合には、そのまま引き取ってもらうことで時間や手間をかけないですみます。
また、不用品はできるだけきれいな状態にしておきましょう。
査定がそれで変わるという可能性は低いですが、簡単に落ちる汚れについてはきれいにしておくことで印象も良くなります。
費用相場について
リサイクルショップは買い取りのできない不用品の場合、無料で引き取ってくれるところもありますが、物によっては処分費用を請求されるケースもあります。
査定を依頼する際に、買い取りができない品目や引き取りに関する費用について確認を取る必要があります。
オークションサイトで売る
ネットオークションは不用品を次のオーナーに売ったり譲ったりすることで、費用をかけることなく処分することができます。
サイトによっては年会費や手数料がかかる場合もあるので、それらをふまえた上で取引を行ったほうが良いでしょう。
ただし、必ず入札があるわけではないので、不用品の最終的な処分方法についても考えておく必要があります。
また、ネットオークションでは商品の状態などで、トラブルが起きる可能性もあります。
出品する不用品の傷や汚れなどは、写真で細かく掲載したり、サイズや送料なども正確に記載しておくようにしましょう。
不用品をネットオークションに出す際には、手間がかかりますがお金に変えられるという利点があるので、価値が認められる不用品に関しては一度出品してみるのもいいかもしれません。
費用相場について
ネットオークションの場合、かかる費用は年会費や出品手数料、それに送料です。
送料は落札者負担にすることもできますが、出品者負担にした場合、ベッドなど大きいものに関しては数万円かかってしまうこともあります。
ダンボールに入るようなものの場合は、数百円から数千円で発送できますが、不用品が大きいものの場合は送料負担について、しっかりと考えておいたほうが良いでしょう。
友人に使ってもらう
不用品を処分する前に、友人に一度相談してみましょう。
壊れていない不用品であれば、友人にとってはありがたい贈り物ということにもなりえます。
ただし、大きいものの場合、家から出すことや運ぶことについても考えておく必要があります。
友人と一緒に運び出せる場合は良いですが、そうでない場合は大きいものを取り扱ってくれる宅配業者に相談してみましょう。
不用品の送料についても、見積もり内容を見て友人とあらかじめ相談しておいたほうが良いでしょう。
また、ジモティーという地域掲示板では、他人同士で不用品を取引するシステムもあります。
引き取りを条件としている場合や、送料を貰い手が負担するなどさまざまな条件で取引されています。
オークションサイトと同じように手間や時間がかかりますが、不用品の状態やニーズによっては費用をかけずに処分することができます。
費用相場について
不用品を手渡せたり運んでもらえる約束をしてもらえる場合、費用はかかりませんが、宅配業者に依頼しないと運び出せない場合、数千円から数万円の送料がかかってしまいます。
費用負担を少なくしたい場合には、運び出す責任の所在について、明確にしておきましょう。
粗大ゴミで出す
自治体の粗大ゴミ回収サービスを使って不用品を処分します。
各地方自治体でルールや料金が変わるため、粗大ゴミ回収サービスを利用する際には、まず確認することから始めましょう。
一般的には粗大ゴミの対象となるものは、最も長い部分で30cmを超えるもの、家具や自転車、楽器などで30cm以内のもので金属製のものは不燃ゴミとなります。
また、テレビやエアコン、冷蔵庫や洗濯機、またパソコンについてはリサイクル対象製品なので、粗大ゴミ回収サービスでは回収してもらえません。
粗大ゴミの対象かどうかや費用については、自治体に連絡することでその場で教えてくれるので、不明なものがあれば確認をとりましょう。
そして、不用品を粗大ゴミ受付センターに持ち込める場合は、連絡を取って指定された日に直接持っていくことで、手数料などが免除されたり減額されるケースもあります。
粗大ゴミ回収サービスで不用品を処分する場合、指定の場所に出す手間がかかりますが、比較的費用は少なくてすみます。
費用相場について
地方自治体によって料金がことなるため、確実に費用が知りたい場合には、電話やWebで物品に関しての処分費用を確認しましょう。
小さい不用品であれば、200円や500円のごみ処理券で処分することができますが、大きいものや重いものになると数千円かかります。
他の処分方法よりも費用は少なくてすみますが、量が多かったり大きいものがある場合には、運び出す際の時間や手間など費用以外の面で意外にコストがかかってしまいます。
引っ越し業者に不用品を引き取ってもらう
引っ越しを伴う不用品処分を検討している場合は、引越し業者に不用品の引き取りや処分について相談してみましょう。
引越し業者によっては、不用品を無料で引き取るサービスや買取サービスなどもあるので、見積もりの際に不用品の処分について話しておくのがいいでしょう。
あらかじめ不用品のリストを作っておけば、手間や時間もかけずに処分できる可能性もあります。
費用相場について
エリアによっては無料で不用品を回収してくれる引っ越し業者や、ブランド品やリサイクル法対象外の家電製品の買い取りをしてくれる業者など、さまざまなサービスを引っ越し業者によって行っています。
また、リサイクル法の家電に関してもリサイクル費用と手数料3,000円で回収してくれる引っ越し業者もあり、費用については引っ越しを依頼するそれぞれの業者に確認する必要があります。
中には不用品処分非対応の引越し業者もあるので、あらかじめ確認が必要です。
不用品回収業者に依頼する
不用品を処分するのに、いちばん手間がかからないのが不用品回収業者に依頼する方法です。
不用品を自分で運び出したりする手間もなく、回収の日時についても都合の良い日に設定することができます。
また、再利用できるものなど価値のあるものであれば、買い取りをしてくれる業者もあるため、費用を抑えることも可能です。
費用に関しては業者ごとに異なるので、不用品回収業者に依頼する場合は複数の業者に見積もりを依頼して、検討するといいでしょう。
それから、家庭から出る不用品を引き取るには、一般廃棄物収集運搬許可を受けている必要があります。
無許可による不用品引き取りでトラブルになるケースもあるので、業者に依頼する際にはチェックしておきましょう。
費用相場について
不用品回収業者に処分を依頼する場合、業者によって費用が異なるためある程度事前にリサーチをしたり、見積もり依頼をするなどをしたほうが良いでしょう。
アイテム別
不用品回収業者ではアイテム別に料金設定をしていることが多く、費用相場は下記になります。
- 家電…3,000円〜10,000円
- パソコン…1,000円〜3,000円
- 家具…3,000円〜10,000円
- 日用品…100円〜300円
- 石やレンガ…200円/1kg
不用品の大きさや種類によって、金額が変わるので相場に開きが出ています。
不用品をアイテム別に処分する場合、トラック代や人件費がかかる場合もあるので、依頼する業者に確認しておきましょう。
積み放題パック
不用品の数が多い場合には、トラック1台でいくらという積み放題パックを選択するのがおすすめです。
パック料金の費用相場は下記になります。
- 軽トラック…18,000円〜25,000円
- 2tトラック…35,000円〜60,000円
- 3tトラック…50,000円〜90,000円
大きい不用品があるけどそんなに数は多くないという場合には、軽トラックに半積みすることで費用を抑えてくれる業者もあります。
家電を不用品として処分したい場合
家電リサイクル法によって定められている4品目を処分する場合、リサイクル料金がかかる場合があります。
対象となる品目は「テレビ」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」「エアコン」で、購入したお店や買い替えをするお店に処分を依頼します。
買い替えの予定がない場合や、購入したお店を忘れてしまった場合などは、自治体にまず相談してみましょう。
指定の直接持ち込み場所や回収方法などを説明してくれます。
また、手間をかけたくないという場合には、不用品回収業者に処分してもらうのも良いでしょう。
リサイクル料金は別途かかりますが、他に不用品がある場合などは一括で処分できるので便利です。
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不用品の処分方法と費用相場のまとめ
ここまで不用品の処分方法と費用相場について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
不用品を処分するにはさまざまな方法があります。
処分したい不用品の価値や他の人にとっての必要性など、一つずつ考えてお金に変えることもできますし、一度にまとめて回収してもらうという処分方法もあります。
まずは、手間や時間をどれくらいかけられるのか、処分したい不用品は他の人にとってどれくらいの価値があるのかなどを考えてみましょう。
不用品を処分することは、家のスペースを確保して気持ちよく生活するためにも必要な行動です。
不用品の回収をしてくれる業者に見積もりを依頼したり、中古相場を調べてみるなど、まずはできることから始めてみましょう。
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